・Mussler ムスラー（ドイツ／ファルツ） |
ムスラーのワインはこちから
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蔵の裏にある畑です。そして、蔵を引っ張る、トビアス＝ムスラーさん
新しく導入したステンレスタンク
コストの安い、樹脂のタンク（新型のステンレスタンクに移行中）とバリック
試飲の風景になります。
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ドイツの赤ワインはどういうイメージでしょうか？あまりピンと来ない方が多いことと思います。
「ムスラー」では、そのイメージを払拭させるため日夜努力し、品質向上に努めています。
ファルツの「ビセルスハイム」という小さな村にある「ムスラー」は１８３１年よりブドウ造りを行っていました。
父の代、１９３７年からワイン造りを始めています。
現在は、息子の若いトビアス＝ムスラーさんが中心になって醸造を行っています。
また、醸造学校で勉強した奥さんと二人三脚でのワイン造りを行っています。
彼女は、ご当地を代表する造り手「ミュラー・カトワ」で３年間の修行も行ったそうです。
２００１年から「ファルツ・バリック・フォルム」のメンバーに加わり、「クリュ」ワインの生産を始めています。
畑は５０ヘクタールあり７０％は赤ワインを造っています。
土壌は、黄土の石灰質で
「ドルンフェルダー」「シュペートブルグンダー」「サン・ローラン」「メルロ」「カベルネ・ソーヴィニヨン」など、
白も「リースリング」などが植えられています。
「サン・ローラン」はオーストリアが原産のブドウになります。
また注目のブドウ「ドルンフェルダー」は、ヘルフェンシュタイナーとエロルドレーベの交配品種となっています。
ブドウの葉まで紫に色づく、ブドウの色の濃い品種です。
２００１年は「ＶＩＮＵＭ」誌においてドイツ赤のベストワイン賞を獲得してます。
ステンレスタンクで約７〜１０日の醸しを行い、その後バリックで約７ヶ月間熟成させて仕上げます。
新樽は約２０％です。あとは１〜２年樽を使っています。
残糖はトロケンで約４．５／Ｌ、ハルプトロッケンでは１２．９／Ｌになります。
食事には、ローストビーフ、鶏のグリルが良いとおっしゃっていました。
良いものを造ろうと、どん欲に挑戦し続けるドビアスさん、これからの「ムスラー」が楽しみで、期待したいです。
＜試飲ワイン＞
Laumershemer kapellenbeg St.Laurent Trocken 2004
Kichheimer Schwazerde Spatburgunder Trocken 2004
Groskarlbacher Brurgweg Dornfelder Trocken 2004
Merlot Trocken Im Barrique Gereift 2003
Cabrnet Sauvignon Trocken Im Barrique Gereift 2003
Groskarlbacher Brurgweg Dornfelder Trocken 2003
Merlot Trocken Im Barrique Gereift 2002
Groskarlbacher Brurgweg Dornfelder Trocken 2002
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