会社名 清水醸造(株)
代表銘柄 喜代娘(きよむすめ)
代表者 清水 慎一郎
杜氏/流派 内山 智広(ウチヤマ トモヒロ)
住所 三重県鈴鹿市若松東3-9-33
TEL 0593-85-0011
FAX 0593-85-0511
E-mail shimizu@daikokuya.co.jp
URL http://www.kiyomusume.co.jp
蔵元より
伝統とは、チャレンジであると考えています。酒造りに特別の仕込み方法があるわけではありません。従来からある醸造技術の伝統から学び、麹菌や酵母などの微生物にとってよりよい環境をいかに整えるかということが我々の仕事です。酒は人間が造るのではなく、彼ら微生物に造ってもらうものだからです。だからこそ、我々は工夫を重ねて、毎日の仕事を行います。そして、そこに無限の可能性があると思っています。
【杜氏紹介】 内山智広(うちやまともひろ)三重県鈴鹿市出身。現在31歳。地元の高校を卒業後、名古屋の専門学校でバイオテクノロジー(生物化学)を学び、酒つくりの道に入り現在にいたる。
『楽』
データ非公開
吟奏の会一番人気!その名も『楽』。特に表記はありませんが、吟穣仕込みの原酒です。実にフルーティーで飲みやすく、バランスの取れたお酒です。1升瓶で2,000円台の価格からは考えられないクオリティの高さを表現しています。このお酒の質の高さから、造り手の表現力、蔵の実力の高さ、そして全ての酒の品質の確かさが伺えます。

<蔵元より>
吟醸・特別本醸造の枠を越えた品質のお酒として醸造いたしました。私どもはこれらを日常酒として飲んでいただきたいと思っております。そのため、製造基準としてはそれらの条件を満たしておりますが、あえて特定名称ラベルにつけておりません。特別の製造方法だからということでなく普通のお酒として召し上がって頂きたいと思ったからです。
純米吟醸『詠』
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程よい吟香、例えれば、桃というよりは、メロンのような香りです。口に入れてからのバランスは抜群です。原酒とは思えないほどスムーズに入っていきます。角がとれて丸い穏やかなお酒ですが膨らみもしっかりとあります。後口の充実感もしっかりとしており飲み応え十分です。
大吟醸『奏』
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とても華やかな大吟醸です。柑橘類やメロンなどフルーツを感じさせる華やかな香り。実に綺麗で、クリーンな味わい!柔らかくきれいに広がる上品なうまさには驚きます。余韻に残る綺麗な甘みに、このお酒をまた再び飲みたくさせられます。
純米大吟醸『吟』
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山廃純米吟醸(限定)
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純米大吟醸『吟・滴取り』(限定)
2003年の純米大吟醸と大吟醸の滴取りです。
大吟醸『奏・滴取り』(限定)
清水社長より・・・
お酒の味わいを表すのに、甘口、辛口という言葉があります。また、日本酒度、酸度などの数字を使って説明することも、あります。しかし、お酒の味わいは、もっと複雑で、ずばりひとことで表現するには、少し無理があるように感じます。ある人が、甘口といったお酒が、別の人には辛く感じたり、同じ日本酒度、酸度の表示がしてあるお酒であるのに、全然違った味わいであったなどということはしょっちゅうです。


日本酒度、酸度、アミノ酸度なども、お酒の発酵の状態を、管理していく上では、とても重要な指標となりますが、出来上がったお酒の味わいを表すことには、情報として不十分であると思います。あたかも、目の見えない人が、初めて象をさわった話にあるように、ある人が壁のようだ、といい、ある人は柱のようだといい、ある人は大きな団扇のようだという、断片の情報は正しいけれど、全体としては結局わからないということと同じです。

また、原材料の米は何かとか、精米歩合はということも、よく話題になることです。確かに原料米の品種、産地の差は玄米を見ると明らかですし、精米歩合にいたっては、確実に酒質に違いがでます。お酒の味わいに大いに関係があります。それでは、山田錦の40%を原材料として使えば、おいしい吟醸酒ができるのかといえば、そうでないことは明らかです。もしそのことが保証されているのなら、我々お酒を造るものにとって、これほど、楽なことはありません。ワインの生産者たちにとって、原材料の葡萄の品種、育てる畑の管理、状態は、ワインの品質に直結しています。しかし、日本酒の場合は、少し事情が異なると思われます。例えばお酒の味わいの全体を10とすると、そのうち6割から7割は醸造過程によって決まっていると我々は考えております。しかも、お米を洗い、蒸し、麹を造るという部分が特に重要です。

私どもは、結果が同じであるならば、手作りにこだわっているわけではありません。例えば、水をポンプで送るのと手で運ぶのは、結果が同じです。発酵の温度管理をするのにジャケットタンクと温度調節器のセンサーで管理できるのに、手でバルブの開け閉めをすることは必要ありません。しかし、麹をつくることについては、手作りにこだわります。米を洗い、限定吸水をさせるわけですが、水が米の表面から徐々に内部に浸み入り、白く不透明な状態になる状態。この微妙な作業は、手で行わなければなりません。さらに、麹を造る工程は、特に重要です。麹カビの菌糸が蒸した米の内部に徐々に伸びていくわけですが、行う作業は、その作業自体が目的ではなく、あくまで必要なときに必要な作業を行わなければなりません。その決め手となるのは、手触り、香りなどの杜氏の五感を総動員して行う判断です。この麹造りの作業の複雑さをこれ以上説明する言葉がありませんが、この作業は現在のところ、到底機械ができるものではありません。

最後に仕込みの規模も重要な要素です。私どもは、吟醸などの特定名称酒については、総米1tまでの小さな仕込を行っております。このくらいの規模が、よい酒を造るのにふさわしいと私どもは考えております。