シャトー・パルメの新たな挑戦の末に誕生したわずかに250ケースのレア品!
19世紀には酒質強化の為にコート・デュ・ローヌ地区のワインなどをブレンドしていた風習のあったボルドー。
それを今に再現すべく、シャトー・パルメの新たな挑戦の末に誕生したのが
この「ヒストリカル XIXth センチュリー ワイン」です。
現在の法律では「ボルドー」の表記は出来ず、ヴァン・ド・ターブルに区分されます。
生産量はわずかに250ケース、それを世界でたったの3ヶ国のみでしか販売しないという超レアなワインです。
今回は、熟成させた2006年ロットのボトルをご案内いたします。
ヴァン・ド・ターブルなのでノンヴィンテージですが、ロットナンバーで生産年は確認できます。
シャトー・パルメの支配人トーマス=ドゥロー氏の発案によって生まれたワインです。
彼が米国を旅行した際、著名なコレクター宅にて、シャトー・パルメ1869年を味わうという未曾有の機会に恵まれました。
その席で定評のあるボルドーワインに少量のコート・デュ・ローヌ北部のワインを
アッサンブラージュする当時の慣習が話題に上がりました。
シャトー名に加えて“エルミタジェ”(“hermitage”または“ermitage”)即ち“エルミタージュ入り”と記された
同時代のボトルを今でも時々見かけるのですが、AOCの規制が始まるとこの生産法は消え失せてしまいます。
21世紀に入った今、今日私たちが生産しているワインを用いて、この習慣を再現してみるのも面白そうに思われました。
今回の試作品につけられた名称“Historical XIXthCenturyWine”には言うまでもなく、
ボルドーワインの輝かしい過去と、英国との深い結びつきに対する賛辞が込められています。
異なる地域のワインを混醸すると、双方のブドウが生産されたワイナリー名はもとより、生産地名も表示できなくなります。
現行の規則では、ラベルに“テーブルワイン”と記載しなければならず、
ブドウ産地に関するいかなる情報の付記も禁止されているのです。
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